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愛の四十八手 続 拾参、やぶさめ

61.流鏑馬
 【読み】やぶさめ
 【分類】茶臼(騎乗位)

続13やぶさめ
※無断複製禁止

茶臼の一種で、勇壮な名前が付けられています。図の様に紐を彼氏の首に掛け、その紐を馬の手綱の様に使い、まさしく馬に乗る要領になります。

紐は図の様に輪にする絵が多く残っている様に思います。鴛鴦閨房秘考では輪にするとは書かれていません。この辺りは後世の人が流鏑馬の名前に合わせ手綱の様にすると解説したのかも知れません。

では、鴛鴦閨房秘考の説明を見てみましょう。

先ず普通の茶臼に組みます。それから彼女が起き上がり馬乗りの形になり、シゴキを彼氏の首のうしろから前に回して丁度乗馬の時の手綱の様に彼女が両手でしっかり握りしめ、あたかも馬に乗った気持ちで、その手綱を力点に両方の膝で調子を取りながら、色々に腰を使います。

本当に馬に乗ったつもりで、時にはやわやわとゆっくり、時には急速に、また時には腰を廻したり、ひねったり自由自在に腰を振り立てて思う存分に楽しむことが出来ます。

彼女は自由に腰を使えるので、カリを奥深く包み込み好いところへ当てたり、少し腰を浮かせて浅くオメコのへ○へ○(44.白光錦にも登場して来た表現です。雰囲気は判りますが具体的に何かはわかりません)やドテやサネをこすりまわすことも大層楽しみなものです。

彼氏は首筋に力を入れ手綱が緩まない様に突っ張りながら、下から彼女に調子を合わせて腰を使います。

似たスタイルに29.時雨茶臼がありました。欠点は支えが無く不安定です。その点を改善して彼氏が手を貸したのが30.機織茶臼。この場合は二人が手を握り合うために自由度が低くなります。ならば身近にあった紐を使えばと考え出された様に思うのですが・・・。

改めて名前を考えて見ると、騎乗とか乗馬とか単に馬に乗る名前の方が相応しいと思います。
それを「やぶさめ」と武芸の名前を付けたのは?女と男の戦いを表したかったのか?

複雑に考えないで騎乗や乗馬ではストレート過ぎるので、馬に乗る武芸にして隠したのが真相なのではないでしょうか?その証拠と言うか茶臼なのに茶臼が尽きません。粋で綺麗な呼び方にしたかったのでは?!


  
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