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48手 続13.やぶさめ

続13.やぶさめ
続13やぶさめ(クリックすると別画面で大きく表示します)※無断複製禁止

本文
  普通の居茶臼から亭主がうしろへ肱をついて倒れ帯かしごきを亭主の首のうしろからまわし 女房はそれを手綱にして調子をとりつゝ腰をつかう

解説
  江戸時代の春画に、ひも状のものを使った構図を多く見かけます。多くは紐を輪にし、男女の首に掛けるもので「首引き」と言われていたと思った。
  それらをヒントに、輪にしないで手に持たせれば手綱になると思い付いたのか?そもそも、同じ構図の春画があり、馬にのる様に見えたのか?
  何れにしても、乗馬に関係する言葉を探し「流鏑馬」としたのではないだろうか?

  普通の居茶臼とあるが普通って何?ここまでは、茶臼を紹介し来ています。次に茶臼から男が起き直ったものを「居茶臼」と定義し、次回からそのシリーズを始めようとしていたところです。
  本手(本間)もそうですが、元のものがどの様なものなのか、説明がありません。

  男の首に掛けられた紐が外れないようにするには、少なくても首を立てないとなりません。首だけでは苦しいでしょうから上体を上げ気味になると思います。
  女は紐を引くことで後ろへのけ反ることも出来るのでしょう。のけ反って何か良いことがあるのか?気をやって思わずのけ反ってしまうのを手綱で引き留めろとでも言いたいのか?

  勇壮な名前が付いているのだから、ここは馬に乗った気分になって、思う存分に腰を使えと暗示しているように思ったのは私だけ?

  
関連ページ
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