2ntブログ

愛の四十八手 続 陸、鳴門後ろ取り

54.鳴門後ろ取り
 【読み】なるとうしろどり
 【分類】座位(居茶臼)
54_鳴門後取り
 ※このイラストは、OUT of TILOL (携帯はこちら) から使用を許諾されています。無断転載を禁じます。

単に「鳴門」とも言われる様です。居茶臼のバリエーションの一つです。彼女が後ろ向きで跨がって入れます。駒掛けから後ろへ回転させ男が坐りこんだ形。
茶臼は彼女が自由に腰を動かすことが出来るのですが、背位となるとそうも行きません。腰の使い方はもっぱら回転させる動きになることから、鳴門の渦潮になぞらえて付いた名前です。

彼氏は座ってアグラをかくか足を真っ直ぐ伸ばします。そこへ彼女が後ろ向きに跨がって乗りかかり挿入します.彼氏は彼女の胸の膨らみを包む様にして抱きかかえてやります。

注意することは、上述の通り、無闇に腰を使うと簡単に外れて仕舞いますので上下のピストン運動は控え、腰を擦り付け廻し腰をそろりそろりやりましょう。
このスタイルでは、サネは擦り合う訳にも行きません。彼氏は乳房だけではなく片手を下ろしてサネを優しくかわいがって上げることを忘れてななりません。

ちょっと難儀なスタイルです。お風呂上がりにストレッチをし体を柔らかくしてからすると良いでしょう。

以前書いている通り医心方には茶臼系が少なく、やはりと言うか似たものの見つかりません。前回の地蔵抱きで茶臼に付いて触れました。その時には書きませんでしたが、昔は女性に嫌われていた様です。その査証として幾つかの句が上げられています。

・口を 酸くして女房を はらへのせ
・女房を 口説くを聞けば 茶うす也
・下にして 呉れなと女房 せつながり
また、菱川師宣の四十八手には、「この手は女の嫌うことなれど、男の好きなれば有るわざとめへたれ」と有るそうです。
『いろの辞典』【改訂版】から引用しました。

跨がる仕草がどうしても恥ずかしかったのか?主体的に動くの嫌だったのか?どうなんでしょうか・・・
似たスタイルに26.みだれ牡丹が有りました。
こちらは、彼氏が彼女を抱き挙げてすること。彼氏が覗き込むと結合部分が良く見える訳です。


  
関連ページ
 女閨訓 色々な方法についての心得 茶臼
 鴛鴦閨房秘考 Top
 妹背閨房考 続5.地蔵抱き
 地蔵抱き 地蔵抱き    いすか取り いすか取り

  
良かったらicon_arrow.png拍手をクリックしてね!
関連記事

テーマ : 愛のいとなみ
ジャンル : アダルト

コメントの投稿

非公開コメント

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

FC2掲示板

Count
リンク
リンク先
外部リンクへのランキング
最新記事
カテゴリ
最新コメント
ブロとも一覧
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR