愛の四十八手　続拾伍、八つ橋

63.八つ橋
　【読み】やつはし
　【分類】側位（横取り）

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ヤツハシと言えば、京都のお土産か尾形光琳の八橋図屏風しか思い付かない。どちらもこのスタイルに結びつけることは出来ません。調べているうちに「八ッ橋織」を見つけた。綾織りだそうで表裏の綾目が交互になり市松模様を作る絹織物。下着や羽織の裏地に使われるそうです。

説明を読んでいて理解したつもりで書きましたが、何のことやらになってしまった。多分この折り方の糸が作り出す絡み合いから来た名前だと思います。

組方は、彼女は仰向けに寝て左足の膝を立てる様にします。そこへ左側から彼氏が寄り付き、彼女の左足の下に腰を入れる様にします。次に両足で彼女の右足を挟む様に足を絡ませ腰をグッと深く突き挿入します。

上体は、彼女の腰を巻き込む様に曲げ右手を首の下に回し左手は床に付くようにして体を支えます。
この状態でキスをしたり、乳房を愛撫したり、耳タブを軽く噛むなど首筋を舐めたり吸ったりしながら
左手でドテをさすったり、サネ頭を愛撫するなど色々と責め立てます。

このスタイルでは、収まり方が一寸普通と変わるので、カリが思いがけないところへ触ったりこすれたり、そうかと思うと至極具合の好い処へ当たったりして、今までと違った別の楽しみ方が出来ます。

男女ともに身体が自由になるスタイルですから色々な腰の使い方を試して好いところを探って下さい。
このスタイルでするとどうしてこんなに好いものかと思う程楽しみの深い方法です。

久々に医心方をあたって見ました。これはバックの側位とも言える複雑なスタイル。バックでなければ似たものが幾つか目に止まりました。でも下半身は正対しているので一致しません。

　　