愛の四十八手 続 伍、抱き地蔵
53.抱き地蔵(居茶臼)
【読み】だきじぞう
【分類】座位(居茶臼)
名前はお地蔵さまを抱いた時と同じ格好になる?・・・石作りが普通だろうから抱きかかえれば、重くて膝や腰を伸ばすことが出来ない格好に似ているからなのか?
そもそもお地蔵さまて、何よ?ウィキペディアによると、「サンスクリット語クシティ・ガルバ。は、仏教の信仰対象である菩薩の一尊。クシティは「大地」、ガルバは「胎内」「子宮」の意味で、意訳して「地蔵」と言う。~中略~一般的には「子供の守り神」として信じられており、よく子供が喜ぶお菓子が供えられている。」
良く道ばたにあるけど!行き倒れの人を弔ったのかと思ってた。知らないとは怖いものです。モトイ!このスタイル名前形から来たと云うのも頷けますが、大地と子宮の意味があるのなら、その辺りの意味から来ているとも言えるのでは?
組方ですが、彼氏はベッドの縁や椅子などに腰掛けてます。適当なものがなければ座布団や踏み台など腰掛ける姿勢がとれれば良い訳です。そしたら、彼氏の両太股の上へ彼女は股を拡げて跨がり、竿を静かに納めて腰を沈めます。
鴛鴦閨房秘考では、27.本茶臼を居茶臼として参照しています。チョット変?私が思うに 10.唐草居茶臼 では? このスタイルで、ものに腰掛けたと云うべきではないかと・・・
説明を続けます。茶臼に共通していますが、彼女は自由に体を動かすことが出来ます。この場合両手は、彼氏の首にましても良いし、肩に回しても構いませんがしがみつく様にします。腰は自分に好みに合う動きをしてひたすら感じる様にして構いません。
彼氏は、彼女の動きに合わせつま先で足を立てたり、両太股を開いたり、つぼめたりと彼女の腰の動きに調子を合わせます。また、両腕を彼女の太股の下へ潜らせ彼女の腰の動きを助けてあげたりしましょう。
さて、3.筏本手(オチャッピー)で、茶臼の説明をすると予告をしていたのにすっかり忘れていました。この先「茶臼」は出てきそうもないので、これが最後のチャンスとなりそうなので説明します。
茶臼は今まで見て来た通り、女性上位のスタイルの総称と云って良いでしょう。
言葉の語源は、『いろの辞典』【改訂版】によれば、「大阪夏の陣で豊臣軍の名将・真田幸村が討ち死にした茶臼山のことだと言う説がある。茶臼山の戦いで天下がひっくり返った。男性上位を正常位と考えれば、女性上位は天下がひっくり返ったような体位と考えられたからだという。
また、茶臼とは元来抹茶を作るための石臼のことで、上を回転させて固定した下部との摩擦で粉にする。女が上になり、男が潜って主導的に腰を動かし摩擦させるから女性上位を茶臼と言う説もある。~後略~」
茶臼の隠語がいつ生まれたのか判りませんが、そう古いものとも思えません。
江戸以降なら両方の説にそれぞれ説得力があります。敢えて第3の説を上げるならば石臼の構造から来ているのだと!即ち、下の石(下臼)には中心には軸受けの棒が立ちます。上になる石(上臼)には軸受けを納める穴があり下臼から出た軸受け棒に刺し込み臼になります。(左の図を参照)
また、上臼には軸を受ける穴の他に挽くものを入れる穴が別にあり、この穴から抹茶なら茶葉を入れ、上臼を回転させると、臼と臼間から挽いた粉が零れ落ちて来ます。構造や仕組みを見て見るとこれの方が良さそうにと思うのは私だけでしょうか?
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名前はお地蔵さまを抱いた時と同じ格好になる?・・・石作りが普通だろうから抱きかかえれば、重くて膝や腰を伸ばすことが出来ない格好に似ているからなのか?
そもそもお地蔵さまて、何よ?ウィキペディアによると、「サンスクリット語クシティ・ガルバ。は、仏教の信仰対象である菩薩の一尊。クシティは「大地」、ガルバは「胎内」「子宮」の意味で、意訳して「地蔵」と言う。~中略~一般的には「子供の守り神」として信じられており、よく子供が喜ぶお菓子が供えられている。」
良く道ばたにあるけど!行き倒れの人を弔ったのかと思ってた。知らないとは怖いものです。モトイ!このスタイル名前形から来たと云うのも頷けますが、大地と子宮の意味があるのなら、その辺りの意味から来ているとも言えるのでは?
組方ですが、彼氏はベッドの縁や椅子などに腰掛けてます。適当なものがなければ座布団や踏み台など腰掛ける姿勢がとれれば良い訳です。そしたら、彼氏の両太股の上へ彼女は股を拡げて跨がり、竿を静かに納めて腰を沈めます。
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彼氏は、彼女の動きに合わせつま先で足を立てたり、両太股を開いたり、つぼめたりと彼女の腰の動きに調子を合わせます。また、両腕を彼女の太股の下へ潜らせ彼女の腰の動きを助けてあげたりしましょう。
さて、3.筏本手(オチャッピー)で、茶臼の説明をすると予告をしていたのにすっかり忘れていました。この先「茶臼」は出てきそうもないので、これが最後のチャンスとなりそうなので説明します。
茶臼は今まで見て来た通り、女性上位のスタイルの総称と云って良いでしょう。
言葉の語源は、『いろの辞典』【改訂版】によれば、「大阪夏の陣で豊臣軍の名将・真田幸村が討ち死にした茶臼山のことだと言う説がある。茶臼山の戦いで天下がひっくり返った。男性上位を正常位と考えれば、女性上位は天下がひっくり返ったような体位と考えられたからだという。
また、茶臼とは元来抹茶を作るための石臼のことで、上を回転させて固定した下部との摩擦で粉にする。女が上になり、男が潜って主導的に腰を動かし摩擦させるから女性上位を茶臼と言う説もある。~後略~」
茶臼の隠語がいつ生まれたのか判りませんが、そう古いものとも思えません。
江戸以降なら両方の説にそれぞれ説得力があります。敢えて第3の説を上げるならば石臼の構造から来ているのだと!即ち、下の石(下臼)には中心には軸受けの棒が立ちます。上になる石(上臼)には軸受けを納める穴があり下臼から出た軸受け棒に刺し込み臼になります。(左の図を参照)
また、上臼には軸を受ける穴の他に挽くものを入れる穴が別にあり、この穴から抹茶なら茶葉を入れ、上臼を回転させると、臼と臼間から挽いた粉が零れ落ちて来ます。構造や仕組みを見て見るとこれの方が良さそうにと思うのは私だけでしょうか?
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