愛の四十八手　四拾陸、二つ巴（女を知る五徴・五欲）

46.二つ巴
　【読み】ふたつともえ
　【分類】オーラル

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これは、椋鳥、さかさ椋鳥と同じです。椋鳥は男が上なので手本系、さかさ椋鳥は女が上なので茶臼系、次に考えるなら側位と言うことでお互いが横になってする６９です。メリットは、双方ともに腰が自由に使えること。
※江戸時代、男女ともにオーラルを行うものを『相舐あいなめ』と言った。
　　幾つか出て来たので整理しよう。
　　男上位＝「椋鳥」，「巴どり」。女上位＝「さかさ椋鳥」，「逆さ巴」。前臥位＝「二つ巴ふちつともえ」，「二丁立にちょうだて」と言われる。

鴛鴦寝屋秘考では、互いの太股を枕にすれば割合腰が楽に使えるとアドバイスしています。ここまで来て汚いと思うのは愛情が足らないからとも書かれてます。
一寸気になったのがする前にお風呂に入る派といきなりベッドインする派に分かれるのかなぁ～～。私は入る派なのでキレイに洗います。

オーラルはそれだけでも良いかも知れませんが、前戯または後戯として行うものと思う。前戯として行うならどこまですれば良いのか？
若者は短く、歳を取ると長くなるが一般的のようだが！
短い長いは女性が感じるもので男は解らないもの。医心方のそのあたりのことが書かれているのが五徴と五欲の
十の体の変化がありその徴候の意味することを知る事が出来ると書かれています。

五徴から見て行きましょう。※原文は漢文なので勝手な解釈が入っています。
1.顔が赤くなって来たらこれを合わせよ。
2.乳房（乳首か？）が固くなり、鼻から汗が出て来たら静かにインサートしなさい。
3.唾液を飲んだら静かに揺すりなさい。
4.愛液で滑らかになったら深く突きなさい。
5.愛液が溢れお尻まで伝わったら静かに抜きなさい。
注：医心方では「接して漏らさず」の精神です。また、今流に言うならスローセックスが基本。

次は五欲です。
1.欲しくなると呼吸を合わせて来ます。
2.入れて欲しくなると、鼻と口の両方がこわばってきます。
3.愛液が出て悶え始めると体をゆり動かして抱きつきます。
4.満たされたいときは全身から汗が出て下着などを湿らす。
5.快感を感じたいと思う時は体を真っ直ぐに伸ばし目を閉じる。

書かれている内容は男から見た女性の変化だと思うます。
女性はなかなか言葉に出さないと思うので、どうして欲しいのかを知る目安にはなるのではないかなぁ～～

欲しい時にタイミングを外さず行動に移せば、時間の長短の不満はなくなる筈です。

　　