愛の四十八手　廿漆、本茶臼

27.本茶臼
　【読み】ほんちゃうす
　【分類】茶臼（騎乗位）

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これが数ある茶臼の元ですから、本茶臼と云う名がついているわけです。そうかなぁ・・・
組方からして、いきなりこのスタイルなるより時雨茶臼が自然！本は本手ではないか？正常位を本手とか本間とか云います。

本手は彼女が下、彼氏が上から覆い被さります。茶臼は男女が逆転したもの。本手茶臼を縮めて本茶臼になったのでは？

元の説明に戻ります。彼氏が仰向けに寝ている上へ、彼女が股を拡げて跨がり、竿を持ち添え Vagina にあて静かに入れ、すっぽり入ったところで二人しっかり抱き合う。（抱き合う前のスタイルは時雨茶臼と云って良い）どうしても上になった方に主導権がありのは当たり前で、茶臼ではいつも彼女の方が主体に腰を使う様にした方が具合が良い様です。

恥ずかしがらず、少しも遠慮せずに、良い具合になるよう、腰を擦りつけて、ドテとヘラヘラでしっかり竿を包み吸い上げポンプの様に竿を奥へ奥へと吸い込む様にします。

また、チョット腰を浮かせたり、右から左から腰をまわした、前後に調子を取って腰使いを早くしたり、遅くしたりと色々な腰の使い方で自分も進んで良さを積み重ねる様にします。そして幾度ももみ合い二人同時に気をやるのです。

医心方には似たものはありません。挿し絵を見ると同じかと思いましたが、本文を読むと抱き合うとはなく先に書いた時雨茶臼だと思われます。
腰使いが具体的に書かれているのは挿し絵での限界なんでしょう！動画なら理解しやすいのでしょうが、簡単に動画を配布することが出来ない時代、やはり言葉で具体的に書くしかなかった。

面白いことに気が付いた。飛行機の運動に似ている。飛行機は３つの運動から説明することが出来ます。ピッチング、ローリング、ヨーイングです。
ピッチングは想像が付くと思いますが、機首と尾部がシーソーのように上下動すること。ローリングは機首から尾翼を結ぶ中心線を元に回転する運動。
ヨーイングは機体の中心を元に平面上を左右に回転すること。
因みに、ローとヨーが組み合わさるとダッチロールと言う。

さしずめ、往復運動はピッチング、左右の振り腰はローリング、廻し腰はヨーイング、セックスは往復運動だけでは２Ｄと変わらない。腰の色々な運動を加えて３Ｄにしないと。これらに、スピード（速い、遅い）を加えて４時限の運動をする。イカないで諦めるのではなく、４時限を意識しセックスをバージョンアップさせましょう！

　　