愛の四十八手　卅玖、砧

39.砧
　【読み】きぬた
　【分類】立位

　※このイラストは、OUT of TILOL　（携帯はこちら）　から使用を許諾されています。無断転載を禁じます。
このスタイルは俗に言う曲取りの一種で、気持ちのよさを味合うというよりも、少々無理なやり方だが、カップルの間で、恥ずかしいも、見っともないも、打ち忘れ「今日は一つこんなやり方ではめて見ようじゃないか・・」「そんなこと言って本当にこんなこと出来るの・・・」といった様な具合で、興味と面白味とが手伝って、一寸やって見ようと云うスタイルです。

女が仰向けに寝て両足を揃えて上に上げ、膝の裏側を両手で抱えて腰を高くします。そこへ男が後ろ向きに中腰で近づき、竿を手で下に押し下げてそろりとオメコに入れながら腰をつくようにはめこみます。入ったら両膝をつき、体を前へかがめて両手をつます。二人で声をかけるなどして前後に揺すり楽しむのです。

「砧」とも書きますが、世田谷でしょう！（？？）「きぬた」て何？辞書を引くと、木槌きづちで布を打つときに下に敷く木や石の台。また、それを打つこと。

これなんでしょうね！女が下に敷く木や石の台で、男はさしずめ木槌と言ってところでしょう。でも、男が両手をついてしまうと木槌にはならなし・・・
中腰か立った状態ならそう難しくないと思います。「廓つなぎ」や「かげろう」と共通点もありバリエーションと考えます。

相変わらず、医心方には登場してきません。

　　