愛の四十八手　卅参、宝船

33.寶舟
　【読み】たからぶね
　【分類】茶臼（騎乗位）

　※このイラストは、OUT of TILOL　（携帯はこちら）　から使用を許諾されています。無断転載を禁じます。

このスタイルは茶臼の大きな変化を見せているスタイルです。チョット難しい方法ですが、彼女が積極的になるスタイルですから興味は多く面白いものです。

彼氏が仰向けに寝て、片方の足を上げます。上げる足は左右どちらでも良いのですが、ここの説明は左足を上げることで進めます。
彼女は、伸ばして立てた彼氏の足を抱え、股で挟む様に、右膝を彼氏の尻の右側に着き、左足を彼氏の左脇の横に下ろします。静かに腰を下ろし、竿をグッと奥の方まではめ込み静かに腰を使います。

彼氏は変則なスタイルになり自由に腰をつかえませんが、ただ彼女が腰を使うにの合わせ、その運動を助ける程度です。彼女がヨガッテ夢中になり、前や後ろに倒れかかる様なことも無きにしもあらずですから、倒れない様に右足は膝を立て踏ん張り、左手で彼女の左足を押さえ、右手で彼女の腰を抱きます。

名前ですが、彼氏が船体、上げた足がさしずめマスト、彼女が帆と見えます。この形から来たのだろうと想像がつきます。
おめでたい寶舟で子供が出来れば、この上のない宝が授かるとの思いが込められるいる様にも思います。

医心方ですが、男女が逆転したものが２つあります。それらは、まだ紹介していないものに近いのでここでは触れません。

　　