愛の四十八手　卅漆、廓つなぎ

37.廓つなぎ
　【読み】くるわつなぎ
　【分類】交差位

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このスタイルは直角に交わるスタイルです。女性が下に寝ると言う意味では正常位ですが体を交差ささせます。

おなぐさみの、ご座興と言うべき曲げ取りの一種。決して実用向きのスタイルではありません。

謂わば「こんなこともやって見れば出来るもんだね！」と面白半分にして見るスタイルですから、非常に効果的であるとは言えませんが、明日は休みという前の晩にでも時間を掛けて楽しむなどでチョットやって見ようと言うスタイル。

彼女が仰向けに寝て右太股を右手で引き拓き、左足は程よく膝を立て、なるべくVaginaを上に突き出す様にするため、座布団を二つ折りにして尻の下へ入れると良いです。

そこへ、彼氏が、彼女の左側から×字に乗りかかり、ふっくらと盛り上がった二つの土手の谷間に入れ、そのまま上体を前に倒してしまえば良いのです。

ところで、廓とは堀や塀で囲まれた一角を指す言葉です。吉原などの遊郭は堀がめぐらされいて別世界を作っていました。
染め物の柄に、四角形の角を円く落とし、一つの角を下にして、チェーンの様に組み合わせた柄のことを吉原繋ぎと言い、別名を「廓つなぎ」と言います。足と手が作る形がこの図柄に似ていることから付けられた名前のようです。

これも医心方では見つかりませんでした。

　　