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48手 33.宝船

33.宝船
33宝船(クリックすると別画面で大きく表示します)※無断複製禁止

本文
 仰向けに寐た亭主の右足を上に立て それに抱きついて図の如く女房がまたがり まらをはめるが不安定になりやすいから 亭主は立てた足に注意し女房はおまんこと腰に重心をおき 力を亭主の腰とまらにうつす

解説
  「続16.丁字引き」の男女逆バージョンの形です。違いは、上げた足を肩で担ぐのと、抱き抱えること。シルエットで見れば違うもの。上げた足を抱える形が、昔の帆掛け船に見えるのは容易に想像が付く。

  月見茶臼の別名が帆掛け船で茶臼の総称だと書かれたサイトもあります。謂われの根拠が書かれていないことや、シルエットで見れば騎乗位は帆掛け船に見えますが・・・
  本茶臼でも書きましたが、上体を起こすことが茶臼と云う訳でもない。あくまでも男が下で女が上の女性上位の総称が茶臼。近代になって起き上がったスタイルが乗馬に似ていることから騎乗位が生まれたのだろう。

  月見茶臼が帆掛け船か?月見茶臼では女が前かがみになるので、シルエットで見れば、さしずめ強風でマストが傾いたところとも言える。その点これは、舟に垂直立ったマストに風に合わせ帆を斜めにした感じ。これの方が相応しいと思う。
  でも、帆掛け船では優美さに欠ける。帆掛け船と言えば七福神が乗った「宝船」。これが書かれた絵は縁起物として多くの家庭にあり良く知られていた。そう言った理由から宝船にしたと推測します。

  本文で不安定を指摘しているのは、図の様に男の足を正面から抱き抱える様にしなと入らない。女は丸太へ腰かける感じになるが、足で踏ん張ることも出来ず、前後に動きやすいから。その結果として、腰に力を入れれば股間を男の足に擦りつけることが出来のがミソだと思う。

  
関連ページ
 鴛鴦閨房秘考 33.寶船
 女閨訓 色々な方法についての心得 茶臼
 妹背閨房考-序説 序説

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