愛の四十八手　廿陸、乱れ牡丹（三秋狗）

26.亂れ牡丹　
　【読み】みだれぼたん
　【分類】座位（居茶臼）

鴛鴦閨房（おしどりねや）秘考には「亂れ牡丹」となっています。他に「乱れたんぽぽ」と呼ぶこともあるようですが、牡丹で説明します。
ボタンの花がパッと咲き乱れた様子に似ていることから乱れ牡丹と言います。このスタイルはチョット慰みにやって見ると良いと云うスタイルで、よほど上手にやらないと抜け易いものです。

２２の本駒掛けから、気持ちを揃え、男はそのまま女の腰を離さないで尻をお腹の上に乗せる様にしてあぐらをかきます。
そして、身の腰を少し前へのめらせてから女をおもむろにおこし、女の左腕で首に巻きつかせ、女の両足を開いたままグットすくい上げます。

少々無理な形ですから、静かにもみ合う位の腰の使い方しか出来ません。あまり激しく腰を使うと抜けてしまいますから、前述のとおり気持ちを揃えて上手にもみ合って見て下さい。このスタイルを鏡に（姿見）写して眺めることも一層味わい深くなります。

やったことがないので想像でしかありませんが、このスタイルは男女とも気持ち良いとは思えません。説明の終わりに鏡に写してみるなどは男の好みなんだと・・・

医心方を調べましたが、似たものは１つも見当たりません。それが艶本になるとこの種のものが良く見つかります。近くは裏本やＡＶでも定番とも言えると思います。

医心方を絶対だと信奉している分けではありません。中には絶対に出来ないスタイルがありますので・・・。
その一つが、三〇法の３０番目、三秋狗（さんしゅうく）です。
男女が尻を合わせて四つんばいになり、互いに尻を押して支え、男が頭を低くして、手で玉物を玉門の内に入れる。
竿が３０ｃｍもあって柔らかければ出来るでしょうネ。

ところで、竿の長さは？色々なサイトで書かれていますが、日本人の平均は約１４ｃｍなんだろうね！世界の平均でも１４.５ｃｍ長いのはいますよね

例えば、ハワイの民族博物館に写真展示されている男性は、普通に立った状態で、足３本が床に着いているんだとか？今も展示されているかは知りません。

海外のサイトで見つけた写真は１７インチと（約４３ｃｍ）書かれてた写真がありました。残念ながらＪＰＧマーカーが壊れているとかで開けなくなってしまいアップ出来ません。確かに長い。写真も１枚だけでなく数枚あり合成ではないと思いました。

また、探して見たけれど合成だとしか思えないものばかり、一人のものや、合体しているものは、二人のポジションが不自然だったりとジョークものしか見当たらなかった。

やはり、説明の始めに書かれている通り「慰み」。この意味は、こころを楽しませることとか、からかったりすることだったと思いました。
ラブホに入って大きな鏡のある部屋で慰みしてはどうでしょう！

　　