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黄素妙論 九勢之要術7.兎吮勢

黄素妙論 九勢之要術 7.兎吮勢

    だいとん いん せい
 男子だんし仰向あうむけし、兩足りょうあしをさしのべおんなおとこまたうえおんなおもて
 おとこ足首あしくびほうくべし、おんなにて玉莖ぎょくけいにぎ玉門ぎょくもんれてきん
 げんにのぞましめうるほいしょうずるときふかせんしんほうおこなふべし。
 女人にょにん心中しんちゅう美快びかいなることすうなり


例により、医心方は 天真論 の注意書きある本を参考に書きます。

 第七を「兎吮毫(とういんごう)」と言います。
   男は正臥*し足を伸ばす。
(*原文は「男正反臥直伸脚」とある。
    反臥をうつ伏せとするとあり得ない。
    反は転記ミスと考え省いた)
   女は男の足の方を向いて、膝の外に跨がり
   膝を着いて頭をふせる。
   そして、玉莖を琴弦※に刺す。
   女、快ければ愛液泉のように流れ出す。
   欣喜し(非常に悦ぶこと)なごみ楽しみ
   心身ともに動く。
   女が絶頂に至れば止める。
   こうすれば百病が発症しない。

 名前:黄素妙論は毫を取って3文字にしてしまっている。
    兎毫は兎の細い毛。吮は吸う。兎の細い毛を吸うになる。
    2文字だと兎を吸うになって仕舞う。
    なお、本は兎呪勢で呪うを使っているが
    他のものを見ると。吮なので誤り。
    良く見比べると違いがある。
 抽送:両方とも具体的な表現はない。しかし、黄素は
    深くとしているが、医心方は琴弦(一寸)で
    浅いと言うか亀頭を咥えたと言ったところで
    真逆を言っている。
 効能:黄素妙論は書かれていない。
    医心方は百病が発症しない。

類似するその他のもの
今は、茶臼のバリエーションになってしまう。茶臼は、女閨訓 で取り上げている。書き出しには、支那では兎吮形と言うと書いている。しかし、体位の説明内容は本茶臼のこと。

四十八手で形が近いものは 32.月見茶臼。 
  32月見茶臼女はもっと前に倒れ顔を男の足に付けないと!

※琴弦
 深さを表すと一覧の名前に一致するものが始めて出て来た。琴弦は一寸で文句はないでしょう。


  

  九勢6.鳳翔勢 鳳翔勢    魚接勢 九勢8.魚接勢

  
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