４８手　15.菊一文字

15.菊一文字

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本文
　　こぼれ松葉の女房の左足も亭主の足の上へのせ　亭主の足の付き腰に合わせすりつけ乍ら　浮き腰に大きく又小さくフワフワと持上げ　たがいに変わった味を吟味して快感を盛り上げる

解説
　　困ったもので、菊と言うと菊門を思い浮かべてしまう。衆道ではないで違うのか関係するのか判りません。
　　菊一文字は体位以外に２つの意味があります。１つは菊の仕立て方で大輪の１６花弁にしたもの。
　　もう一つが刀剣のブランドで茎（なかご）に菊花の紋が刻印されています。菊の紋と言えば・・・・

　　何から取ったのでしょうか？菊作りも刀剣も、それなりに結び付けられます。ありがちなのは、菊一文字がありきでこれにしただけ程度の意味しかないのかも。

　　本文にあるようにこぼれ松葉から、絡んでいた足を解いて両脚とも男の体の上に乗せています。
　　こうすることにより、腰の自由度が高くなるのでしょう。出来るかどうか？チョットシーソーの様な動きが出来るのでは？
　　

　　