48手 47.立鼎
47.立鼎
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本文
立ちぼヾの一種 なかなか味のあるやり方で 少々不自由な所があるが それはまた何とも云えぬよい味のするもの
解説
鼎は古代中国の王侯が祭器や礼器使った器です。3本の足が特徴でそれになずらえて付けたのでしょう。単に「鼎」とも言います。そもそも横にして使うものではないから立ちをわざわざ付ける必要もないと思う。
春画にも立ったものが登場して来ます。純粋の二人で立っているものは少ないのでは?柱につかまったり、井戸の縁に女が片足をかけたりする様な構図の春画が有ります。
そもそも、女が両足で立って仕舞うと股間が閉じてしまい難しくなる。絵としても局部が描けないのでつまらない絵になる。実用性と見る者を楽しませる両方の理由からでしょう。
二人とも両足立ちになると駒掛けのように、前かがみになりお尻を突き出さないと難しいと思います。図の様に真っ直ぐに立ってしまうと自由には動かせません。駒掛けで動いて欲しく無いときは立って仕舞うことで動きを止めることが出来る。そんな使いかたも考えられます。
女閨訓では立ちボボしして書いています。しかし、実用に叶わないものとして上げて説明がありません。立位は興味本位でするもの、したいなら春画のように何かにつかまるとか、壁に寄りかかるとかして不安定さを補ってやる必要があるでしょう。
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関連ページ
鴛鴦閨房秘考 47.立鼎
妹背閨房考-序説 序説
巣ごもり
やぐら立ち
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立ちぼヾの一種 なかなか味のあるやり方で 少々不自由な所があるが それはまた何とも云えぬよい味のするもの
解説
鼎は古代中国の王侯が祭器や礼器使った器です。3本の足が特徴でそれになずらえて付けたのでしょう。単に「鼎」とも言います。そもそも横にして使うものではないから立ちをわざわざ付ける必要もないと思う。
春画にも立ったものが登場して来ます。純粋の二人で立っているものは少ないのでは?柱につかまったり、井戸の縁に女が片足をかけたりする様な構図の春画が有ります。
そもそも、女が両足で立って仕舞うと股間が閉じてしまい難しくなる。絵としても局部が描けないのでつまらない絵になる。実用性と見る者を楽しませる両方の理由からでしょう。
二人とも両足立ちになると駒掛けのように、前かがみになりお尻を突き出さないと難しいと思います。図の様に真っ直ぐに立ってしまうと自由には動かせません。駒掛けで動いて欲しく無いときは立って仕舞うことで動きを止めることが出来る。そんな使いかたも考えられます。
女閨訓では立ちボボしして書いています。しかし、実用に叶わないものとして上げて説明がありません。立位は興味本位でするもの、したいなら春画のように何かにつかまるとか、壁に寄りかかるとかして不安定さを補ってやる必要があるでしょう。
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