４８手　19.万字(卍)くづし

19.万字(卍)くづし

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本文
　　右下にして寐た女房が両足をちぢめ更らに右手で左足首を握って股をひろげた所へ亭主が寄りそいまらをすっぽり入れて女房の細腰を抱き色々のつかい腰であしらう

解説
　　足を縮める言うことは膝で曲げるＬ字にすることです。片方の足を上げて、そこに座った男の足が加われば卍の歪んだ形にも見えるので卍崩しの名が付いたのでしょう。

　　卍とと言うとナチスドイツのハーケンクロイツを思い出しますが、日本の卍とは違います。左卍と右卍（卐）があり、ナチスドイツは右万字です。このマークの意味はアジアもヨーロッパも同じで、幸運のシンボルとして使われていたそうです。そう言う意味から言えば幸運の体位と言えるのか？

　　横取りとして分類して書きました。良い訳ばかりになるのですが、女は横向きなのでと苦しい釈明になってしまいそうです。男から見れば駒掛け（バック）とも言えます。

　　複雑に思えますがそう難しいようには思えません。横取り+バックがどんな感じになるのか試して見てはどうでしょう？

　　