４８手　続8.裾野

続8.裾野

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本文
　　女房が座ったままうつぶせになり　それから右足をのばした所へ亭主がうしろからすり寄ってはめ　うまく調子をとって腰をつかうが　うしろの右から左からと両方の形をやって見て研究が必要

解説
　　鴛鴦から名前の由来がないものは考えて来ました。動物（鳥を含む）や花ならば、隠された意味があるのではないかと常に思って色々探しました。裾野となると考え難いと思ってしまった。
　　検索しても、山の傾斜地や底辺の意味くらしか見つからない。苦し紛れに女性の臀部を山に見立てと書きました。あらためて挿し絵を見ると男の体の線なのかも知れないと思いました。

　　いすか鳥に似てますがこれの方が駒掛けの要素が強いと思います。四十八手を解説しているところが幾つか有ります。説明や挿し絵などを見ると微妙に違いがあるものの殆ど変わりません。
　　違いがあるのはここの図が他と違い、男が両足で女の片足を挟み込んでいる。挟み込んだ方が刺し込み易いかと思ったが、駒掛けに近いので挟み込むと位置が合わないと思えてならない。

　　本文の終わりに研究が必要とあるが、左右の問題もさることながらどうやったら刺し込むことが出来るか？それが先決だと思ってしまった。

　　