４８手　続12.下り藤

続12.下り藤

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本文
　　本篇十の唐草居茶臼に組み女房の両足をグットすくい上げ　亭主は両手両腿で調子をとり　腰を上げ下げするがそのまゝ亭主が立ち上がるととちぼヾの形で格別の美快である

解説
　　藤の花は垂れ下がって咲きます。棚を付くってやると棚から花が下がり見事なもの。そんな下がった藤の花からイメージして付けたと思います。

　　序説では曲取りは書かないとあったが、お姫様抱っこだってカップルによっては大変なのに、両腕で抱き上げ揺すれとは・・・力自慢の男と軽い女性向きだよなぁ～♪

　　丈夫な肘掛けがあるイスを使うと簡単かも知れません。椅子に座るだけだと、届かないでしょうから、座布団やクッションを敷いて高さを調整することが必要。

　　一番の問題は肘掛けの強度です。丈夫な椅子でないと壊れて怪我をして仕舞うかも。
本文にある立位になるにも、椅子ならば簡単に立ち上がれると思います。

　　力自慢の男性は、怪我をしないように気を付けて試して見ては？出来れば違った感動が生まれると思います。

　　