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48手 11.忍び居茶臼

11.忍び居茶臼
11忍び居茶臼(クリックすると別画面で大きく表示します)※無断複製禁止

本文
  唐草から亭主腕を解いてうしろに手をつき 下からシャクリあげる様に腰をつかい 女房は亭主にのしかゝる様にして 遠慮なくグングン腰をつかい さねをまらの根本へすりつける

解説
  本文を読むと、何が「忍び」なのか?念のため辞書をひいて見たが思った通り、人目を避けるとか忍者の様な意味しかない。忍びの者が行うアクロバット的なものでもないし・・・
  言葉が好きで何かに付けようとして、これにしたのか?(理解出来ないと逃げの発想しか出来なくなる)わかりません。降参です。

  初版というか、一番古いものにはどの様に書かれているのだろうか?鴛鴦の時は後から資料が見つかったとある。どの資料を見たのか忘れてしまい解らなくなってしまった。

  図の上では男の手以外に女の足が違う。違いが男の手だけでは変だと思う。本文に「亭主にのしかゝる様にして遠慮なくグングン腰をつかい」とある。これをするには、女の足が床などに着いていないと無理と言うもの。鴛鴦ではつま先立ちのまま腰を下ろしたポーズの様な書き方をした。それはそれでかなり無理な体勢だと思う。

  茶臼では男に腰まくらをさせ、腰を高くすると良いと書いてきた。ここでも腰まくらと言うか?尻が高くなるようなものを入れて男を高くすると上手く行くような気がする。
  女がつま先立ちになるのなら、忍びの者が音を立てない様に、つま先立ちで歩いたり走ったりする足使いから「忍び」と付けたとも言えると思う。こじつけか!!

  
関連ページ
 鴛鴦閨房秘考 11.忍び居茶臼
 女閨訓 色々な方法についての心得 茶臼
 妹背閨房考-序説 序説

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