４８手　6.洞入り本手

6.洞入り本手

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本文
　　女房が仰向けにねて　アグラの形の所へ乗りかかり　根本まで入れて小きざみに腰をつかって女房を喜ばせ　女房は尻を左右にふってまらをあしらう。

解説
　　鴛鴦閨房秘考では、「獅子の洞入り洞返し・・・と云う文句になぞらえて親獅子と子獅子が戯れる気持ちで、色々と腰の技巧を使い～～」とあります。
　日本で獅子と言うとライオンのことを言うのが普通になっています。しかし、獅子舞の頭を見ればライオンではないですよね。
　本物を見たことがない人が空想した産物なんだとは思います。中国では虎をも殺す猛獣のことの様です。
　そもそも猫科の大型の種は、洞などにははいりませんよ～～。

　猛獣の親子が遊びでも凄いことになる。良く家の猫が兄弟喧嘩をするのですが・・・
　子供の頃は、手塚治虫のマン画にあるように２匹の胴体は雲でしか表現出来ません。
　時たま手や尻尾が飛び出して来るだけで・・・
　下手に手を出せば、病院へ行ってなん針か縫って貰わなければならない様な怪我になるので、ゴルフクラブを持ち出し中心にゆっくり刺し込んで分かれさせることを何度か経験しました。
　これが親だとそうはならない・・・

　この辺りのネーミングは言葉遊びなのか？？

　本文が舌足らずのところがありますが、図を見れば判ると思います。
　女は単に仰向けに寝るのではなく、あぐらをかいて、そのまま後ろに仰け反るように寝る。
　そこへ男が近づき合体すると言うものです。

　　