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愛の四十八手 六、洞入本手 (後宮の・・・)

6.洞入本手 
 【読み】ほらいりほんて
 【分類】正常位(本間,本馬,四つ)

 【説明】
  女だてらにあらわもないと仰在るでせうが、この型は女房がアグラをわして、うしろへひつくり返つた形になるのでず。しかしそうしないで、仰向けに寝て、足だけアグラをかいた形にすればよいのです。そこへ亭主が膝ですり寄つて、マラを靜かにはめ、女房の尻を抱くか、前へのしかゝる様にして前に手をついてもよいのです。女房の手の位置は図の様に自分のお尻を両手で掬いあげてもよし、手を充分伸して亭主の首でも腰でもつかみ抱えてもよいのです。この形は「獅子の洞(ホラ)入り洞返り・・・・・」と云う文句になぞらえて親獅子と子獅子がたわむれる気持ちで、色々と腰の技巧を用い、二人が顔を見合せて、愛し愛されろ女房と亭主が、消え入るようなうつとりとした顔、緊張した強い顔、を眺めつゝ樂しんでもみ合ふには好適の形で長時間楽しめます。
 【図】
06HorairiHonte.jpg



彼女が仰向けに寝て足であぐらをかく様に足を組みますので、股間があらわになり、オメコが丸見えにな一寸恥ずかしいポーズを取ります。
そこへ、彼氏が膝を着いて近づき、組まれた足を手で押さえて静かに竿を刺し込みます。

初めての時は、羞恥心から難しいかも?逆に部屋を明るくし、恥ずかしさをます演出をすることで興奮度が増しいつも以上に感じる演出も楽しいです。

AFも一般化して来ていますが、この体位であればアナルを責めることも簡単。バックでしかしたことがないと言う人は彼女の体の構造を復習して下さい。

鴛鴦閨房秘考から、洞入りの説明は「獅子の洞入り洞返し・・・」と云う文句になぞらえて親獅子と子獅子が戯れる気持ちで、色々と腰の技巧を使い~~~

洞や洞穴には、女陰の意味があるようです。洞口なら膣口と言う具合です。
「獅子の洞入り洞返し」は、獅子舞にあるようなのですが、意味や内容などは調べられなかった。
アグラをかく体勢ではぱっくりと開いた洞穴の連想からなんでしょうか?
寿本手で春画は見せるために工夫したんだろうと書きました。
その例として
06-1373.jpg
手持ちの資料を見ていると、この体位が多い。
この体勢で出来ますか?絵の様に洞穴にかけるのがやっとだろうと思う。
そりゃ~人よりも長いものをお持ちの方なら動かすことも出来るでしょうが・・・

今日は目先を変えて中国の閨房術に付いて書きます。
元は 夏(か)・殷(いん)・周(しゅう)の時代、周の宮制について書かれた「周礼」(しゅうらい)の中から後宮に付いて始まります。

周礼には、後宮の粉黛(ふんたい黛×近い字形をあてました)の数が決められていて、后一人、夫人三人、嬪(ひん)九人、世婦二十七人、御妻八十一人の総勢百二十一人いた。

陰陽の考え方からか、月の満ち欠けにより百二十一人との床事まで決められていた。
新月に階級の低い御妻を一晩に九人ずつ9日間相手にする。
世婦も一晩九人で3日。夫人は1晩に一人を相手にして十五夜の夜に后と合体する。
後半は后に始まり、逆順で御妻に戻るスケジュールだった。

一晩に九人で驚いては駄目。嬪~御妻までは充電期間なんです。
充電するために、房中術を使い彼女達から精気を採って精力を強めたそうな!

精気を吸い取るには漏らしてならず、彼女らをいかせなければならない。
漏らすとどうなるか?逆にに精気を与えることになり体力を消耗し病になる警告している。

因みに、女性の場合は若い男を相手にして精気を奪うことで若返るなって書き方されている本が多い。

それを一晩?一人30分でも4時間半・・・
それとも9人を同時に乱交状態でしたのか?

世継ぎは夫人の三人が重視されていたと言うことなので
子種はこの三人か后の為に濃縮させた・・・

日本に「接して漏らさず」がありますが、起源はここにあることは容易に想像が付きます。

古い時代は今の様に紙などありません。夏の時代ならまだ骨に文字を刻んでいた時代では?
その後に竹簡が使われることになります。竹簡にしても紙に比べたら、かさばるのでそう多くの文字は書けなったのだと思います。中国の古い文献は詩の様であり、読み手により理解が異なっても不思議ではない。

書いた人の意図とは違う意味にとられたり、時には面白可笑しくした内容の解説が行われて来たのだと思います。
その例として、論語を元に権力者は自分に都合の良い決まりを作り自分の地位を守った。


  
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