４８手　1.網代本手

１.網代本手

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本文
　すっぽりとはまったら　女房は両足を亭主の尻のところで　アジロ形に組合わせ　グット力を入れて〆つけ亭主の腰の調子に合せて　しがみつき乍らもみ合う。

解説
　　名前の由来は真後ろから見た図の様に女の足が×になっているさまがアジロと似ているから。
　本手とは、本間（ほんま）,本馬（ほんま）,本取り,まとも,前取り,四つ組み、などと同じく正常位のことと考えて良いようです。
　
　　本文はあっさりとしたものになっていて、図を見れば誰でもわかるだろうと言わんがばかりです。
　　留意しなければならないのは、足を名前のアジロに組まないと網代本手にはねらないと言いたいのでしょう。

　　最初なので、女閨訓（本間）から引用して補足します。

　　先ずは、堅く抱き合いキスしるのが閨中の礼儀。
　　次に男はいきなり臨むのではなく色々と愛撫をしなさい。
　　これは愛情をそそぎ気分を盛り上げることに神髄があり、女陰を濡らすためではない。

　　暫くしてから、女は右手でまらを握りしめたり、弛めたりしながら口に導いてカリを当てがい、両手を男の腰にかけ、膝を曲げ足裏を床に突き立て充分に腰に力を入れ、思い切り抱き締めると共に腰を上げ一気に根本まで押し込む。
　　ここから足を男の太腿のところで交差させ力を入れて密着させろなんでしょう。

　　女は入れるまでは、足が床に着いているので腰を自由に使えたもの、足を上げ絡ませれば腰の動きは制限される。男も女の足で引きつけられているのだから差ほどの自由に効かない。

　　もっぱら、もみ合う程度にしか腰が使えない。密着させることでサネに刺激を与えることは出来るものの、往復運動は限定的なので、男は腰で上下左右など擦り着け色々な当たり方を楽しむ体位。

　　