鴛鴦閨房秘考 序
以前のものを書き直すことにしたので手始めに序から書くことにします。
なお、網代本手以降は順次更新していきます。
序 | ||||||
男女の性交が生物としての本能であることは今更云うまでもありませんが、その実行方法が性交に関しての知識のあるなしよって快感度の強い弱いと云う区分が出来るのは、ハッキリした事実であります。 | ||||||
又、各人の顔が一人々々違うように、性器も外形は同じ様に見えても実際は違うのでありますから各人に具っている性器に適当する一番良い方法で実行することが、同じ食物でもその調理の仕方で美味しく食べられるのであります。故に自然に任すと云うことでなく進んでその知識を得ると云うことが幸福な人生であり生き甲斐のある日々を暮らせる最大な事柄であると思います。 | ||||||
前記の様な眞面目な使命を果すべく本書を企画提供致しました次第ですが只単に興味本位でなく男女情交に際して実際に應用していたヾき、いさゝかでも和合の一助にもなり得ることが出来れば企画部員の大幸とする次第であります。 | ||||||
編者識 |
目 次 |
一 | 網代本手 | 十三 | 横 笛 | 廿五 | うしろやぐら | 二 | 揚羽本手 | 十四 | こぼれ松葉 | 廿六 | 乱れぼたん | 三 | いかだ本手 | 十五 | 菊一文字 | 廿七 | 本茶臼 | 四 | せきれい本手 | 十六 | 浮 橋 | 廿八 | いかだ茶臼 | 五 | ことぶき本手 | 十七 | 八重椿 | 廿九 | 時雨茶臼 | 六 | 洞入り本手 | 十八 | つばめ返し | 丗 | 機織茶臼 | 七 | 笹舟本手 | 十九 | 万字くずし | 丗一 | 御所車 |
八 | 深山本手 | 廿 | 出船うしろ取り | 丗二 | 月見茶臼 | |
九 | 入舟本手 | 廿一 | つぶし駒掛け | 丗三 | 宝 船 | |
十 | 唐草居茶臼 | 廿二 | 本駒掛け | 丗四 | 空竹割 | |
十一 | 忍び居茶臼 | 廿三 | 〆込み錦 | 丗五 | しがらみ | |
十二 | 浜千鳥 | 廿四 | 〆込み千鳥 | 丗六 | いかだくずし | |
丗七 | くるわつなぎ | 四一 | 花びしぜめ | 四五 | さかさむく鳥 | |
丗八 | かげろう | 四二 | 尺 八 | 四六 | 二ツ巴 | |
丗九 | きぬた | 四三 | むく鳥 | 四七 | 立 鼎 | |
四十 | 狂い獅子 | 四四 | 白光錦 | 四八 | やぐら立ち |
続性戯四十八手秘考・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・一○四~一四三頁
一 | 俵だき本手 | 八 | 裾 野 | 十五 | 八ツ橋 | |
二 | 浮島本手 | 九 | 坐禪ころがし | 十六 | 丁子引き | |
三 | つるべおとし | 十 | 押し車 | 十七 | 巢ごもり | |
四 | だるま返し | 十一 | 花あやめ | 十八 | 虹のかけはし | |
五 | 地蔵抱き | 十二 | 下り藤 | 十九 | 絞り芙蓉 | |
六 | 鳴門うしろどり | 十三 | やぶさめ | 二十 | 岩清水 | |
七 | いすか取り | 十四 | ひよどり越え |
男女性器相考(めをとどうぐのつり)・・・・・・・・・・・・・・・・一四四~一五五頁
女陰毛はい方十相・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・一五六~一五七頁
男女性器相考は妹背閨房考にあったので男女別々に取り上げました。
どこにあるかはテーマが違うのでリンクを張りません。
本はここで終わりなので、最後に取り上げることにします。
鴛鴦閨房秘考 地下本 1.網代本手
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