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48手 続11.花あやめ

続11.花あやめ
続11花あやめ※無断複製禁止

本文
  亭主の顔の上に図の様にまたがらせ 軽く腰をつかわせ乍ら 亭主は鼻唇舌でおまんこをまんべんなくなめ こする

解説
  最後になってやっと判ったのは、名前に困ると花の名前を持って来ている。これがどうして花菖蒲なの?
  余りに意味がなんと思う。

  シックスナインに拘って仕舞ってが駒掛けバージョンと予告してしまいました。振り返って見ればひっくり返せば花菱ぜめです。さしずめ花菱責めが本手、これは茶臼と言う関係にもなります。

  序説で(前書き)「古来の四十八手を実用的に研究し飜組し、更に外来のものも取り入れ補足続編廿種を挙げ、特に優美な名称を選び、新味を加えて御参考に供する次第であります」と
  ぶち上げて置いて実用的でないものや外来のものなども無かった。

  結局は、インチキ商法なんだよね!幾らで売ったのかは判りませんが、温泉街や場末の大人の店で売ったのでしょうからそこそこの値段はしたのだろう。でも、買った者は、「旅の恥は掻き捨て」とか「ほろ酔い気分で」買ったのでしょうから一笑にふして終わったのかも?

  洒落本とも言えるのかも知れません。この種のものを真面目に捕らえるのではなく、血液型の占いと同様に話の種にするものなんでしょう。

  今日伝わっている、四十八手の名前の多くがここで取り上げられています。江戸時代の春画には無題も多く、遊女や馴染みの客が付けたもののあるようなので、どこまでオリジナルなのか見当も付きません。
少なくても、まとめて一冊にした数少ない本なのだと思います。


  
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