４８手　続14.ひよ鳥越え

続14.ひよ鳥越え

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本文
　　先ず女房の顔の上に逆さままたがり　まらを吸はせおもむろに女房の下半身を抱きかゝえ　精一パイもち上げておまんこをなめてやるが亭主が腰を低く落とすと女房が苦しいから気をつけねばならない

解説
　　鵯越えの逆さ落としからイメージしたのでしょう。それ以外には思い付きません。これだけ源平合戦から何故引用されているのか？黄素妙論が載った本を入手したのですが、この本のメインは「壇ノ浦戦記」です。

　　初な者で、はじめは戦記ものが入ってるぐらいにしか思いませんでした。ところがこれ古典ポルノ小説でかなり昔からあったそうです。
　　源氏物語もポルノ小説だと言い切る人もいますし、官能小説は平安時代から脈々と受け継がれて来たんですね！
　　こう見てくると色物に源平は親和性があるのでしょうか？

　　やっとシックナインも終わりです。本当？シックナインは終わりですが、駒掛けが有りません。ご心配なく、読み易いのか、ワンパターンなのか、次の花あやめが駒掛けのパターンです。以前に書いた通り、体勢的にシックナインは出来ないだけのこと、発想は同じでしょう。

　　鴛鴦では「無理な体勢なので長く楽しむものではなく、話の種に出来たと言った程度の楽しみ」と書かれています。要するに机上の空論でしかないと認めた様なものです。また、逆さになるのは男女どちらでも良いともあります。流石にこれ以上のパタンを出すのは気が引けたのか？

　　