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04.ぬらなづけ

恋の睦言四十八手

第四図  ぬれなづけ
※無断複製転載禁止

書かれている内容は、
 日頃から心惹かれる人と いざ愛を交すことになれば きっと顔を合せることも できないほど
 恥ずかしい ものである。

現代出版されている本はコマーシャルベースを意識しすぎているのでは?
性交のことを書けば売れると考えているのじゃないだろうか?
国語は苦手、古文など解る訳がない。
オンライン辞書を一語または節単位で引き、意味を考えることにした。
まぁ~、素人故の自由な解釈が出来るのも面白い。

結局1~3図までは、恋を深めて行くプロセスを描き
この図でいよいよ結ばれる段になったとき、女性は心を許していても
恥ずかしさの余りに「イヤ」と言ってしまうものだと女心を描いている。

図を良く見ると三図の様に布団などは描かれていない。
代りにあるのは、屏風の合間から見えるのは積重ねられた本と風呂敷包。
風呂敷包は男の持物なんだろうか?
隣の積重ねられた本は?

江戸時代、この種の本は嫁入り道具の鏡箱などへ母親が入れ嫁がせたそうだ。
風呂敷包は丸みがあるので本ではないどうろ。
男は気まぐれに遊びに来た際(第三図)風呂敷で本を持込みこの場面を向えたと推測した。

女の手をとり本の一節を引用し、遠回しに何をしたいか伝えることは簡単だろう。
本を読んでも男の訪問を拒否しないのであれば、女は話し以上のことを許したことになる。
それでも、最初となれば恥ずかしさから、思わず「イヤ」と言うのが女心だ言いたいのだろう。

春画などの解説書を読むと、江戸時代は今では考えられないほど性に寛容でフリーセックスが当り前の様な記述を見かける。
でも、これを読み進めると性には寛容と言うよりも、子孫を残す為に必要な知識として必需品だったのではないだろうか?
または、娯楽の少ない時代だから、夫婦の夜伽も重要だったのだろう。
毎夜のこととなれば、マンネリから飽きてしまえば他の問題も起きてくる。

次からはそんな飽きないためのヒントなのかもしれませんゾォ~。
  
関連ページ
 地下本四十八手
 鴛鴦閨房秘考
 妹背閨房考

明別 03明別   05四手四手


  
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