10.曲茶臼
恋の睦言四十八手
第十図曲茶臼 ※無断複製転載禁止
原文
きょくといふには しゃみせんに かぎるべからず
うたに 小うたをば のせる しゃみせん いまは はや よそのひゃうしを
あわせ こそすれ。
書かれている内容
曲というには三味線に限ったことではない
唄に小唄をのせる三味線 今はよその拍子を合わせているではないか。
三味線は時代劇に良く登場する。
芸者の代名詞と思ってしまうの私だけだろうか?
この草紙が描かれた頃、芸者はまだ登場していないそうだ。
ただ、琉球(沖縄)の三線が伝わり三味線となって急速に広まったのは江戸初期。
時間は庭先の手水鉢や縁側の手ぬぐいが描かれていることから昼間。
小唄の稽古をする女と酒を飲みながら見ていた男。
足を投出しキセルを吸いながら唄を聴いていたものの
着物がはだけた合間から覗いた亀さんに思わず乗り上がったのだろう(笑)
この類いのシチュエーションはAVにも使われているよね。
これがオリジナル(元祖)なのか?それとも面白さを考えた結果が同じになったのか?
曲は言うまでもなく「まがっている。正しくない。」の意味がある。
これは洒落て2つの意味を持たせたのだと考える。
1つは言う迄もなく三味線の伴奏に合わせ情交を交すこと。
もう一つは、恋仲の二人が他の事をしていても、ついつい愛を交していまう。
また、昼からするには、三味線の稽古を装ってするも愉しいの意味もあるか?
関連ページ
地下本四十八手
鴛鴦閨房秘考
妹背閨房考
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第十図
原文
きょくといふには しゃみせんに かぎるべからず
うたに 小うたをば のせる しゃみせん いまは はや よそのひゃうしを
あわせ こそすれ。
書かれている内容
曲というには三味線に限ったことではない
唄に小唄をのせる三味線 今はよその拍子を合わせているではないか。
三味線は時代劇に良く登場する。
芸者の代名詞と思ってしまうの私だけだろうか?
この草紙が描かれた頃、芸者はまだ登場していないそうだ。
ただ、琉球(沖縄)の三線が伝わり三味線となって急速に広まったのは江戸初期。
時間は庭先の手水鉢や縁側の手ぬぐいが描かれていることから昼間。
小唄の稽古をする女と酒を飲みながら見ていた男。
足を投出しキセルを吸いながら唄を聴いていたものの
着物がはだけた合間から覗いた亀さんに思わず乗り上がったのだろう(笑)
この類いのシチュエーションはAVにも使われているよね。
これがオリジナル(元祖)なのか?それとも面白さを考えた結果が同じになったのか?
曲は言うまでもなく「まがっている。正しくない。」の意味がある。
これは洒落て2つの意味を持たせたのだと考える。
1つは言う迄もなく三味線の伴奏に合わせ情交を交すこと。
もう一つは、恋仲の二人が他の事をしていても、ついつい愛を交していまう。
また、昼からするには、三味線の稽古を装ってするも愉しいの意味もあるか?
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