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14.首引恋慕

恋の睦言四十八手

第十四図  首引恋慕くびひきれんぼ※無断複製転載禁止

原文
 まことに かかる 君などとは くび引 ばかりも おもしろ からんに
 をく そこも なきか たいふれば 心のこり さぞと 思はるる

書かれている内容
 実に恋する君と交わるには、首引きなども面白いだろうが
 底知れぬ 戯れでは心残りの思いがあるだろう。

ひもを使った遊びは子供だけでなくお座敷芸としてもあったようだ。
春画を見ているとこのような構図は時々見かける。
首どうしを紐で結ぶことにより、背筋を伸せば腰を前に押出す助けになるだろう。
この時代の子供の遊びはどのようなものだったのか知ることが出来ない。
まさか汽車ぽっぽの様な遊びではないだろうし?
引合ってバランスを崩した方が負けの様な遊びが思いついたけど首に紐を掛けたのだろうか?

参考書にはお座敷芸にあると書かれている。
喜多川歌麿の絵に「二美人の首引き」と言うものがありお座敷ではと推測している。
この絵の書込みから、浅草随身門にあった水茶屋、難波屋おきた、と両国薬研堀米沢の煎餅屋、高島長兵衛の長女、おひさ
が首引きをし背後に遊女と思われる女が応援している構図。

時には、童心に返ってこのようにするのも一つの方法と言いたいのだろうか?

関連ページ
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 鴛鴦閨房秘考
 妹背閨房考
顔隠13顔隠    15侘ふり 侘ふり

  
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