４８手　41.花菱ぜめ

41.花菱ぜめ

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本文
　　女房に充分股をひろげさせ図の様に正面からおまんこをなめるのであるが　鼻と唇と舌とをうまくあしらうこと又あしらうこと又人さしゆびを肛門に入れて軽くぬきさしするもよし

解説
　　花菱は家紋のようです。大陸から伝わり、公家階級の服装，調度，輿車などに用いられた文様で唐花菱とも言います。平安時代は公家が使用していていた。無理やり結び付ければ、菱形を女陰に見たのか？

　　最後はオーラルセックスです。
　　江戸時代の艶本には、サネなどの女性器を愛撫する方法が写実的な絵を載せて説明した本が幾つもあるようです。

　　医心方には「第五　臨御（前戯と訳されている）」に独立して説明しています。内容は前戯だけではなく九浅一深の法で、時に深く時に浅く刺す。縦横につきいどみ、周りをこすりながら引き抜く。あるいはゆっくり、あるいは速く、あるいは深く、あるいは浅くする。といった具合で交合の方法まで書かれているので、前戯からどう動くかかまで具体的に書かれています。

　　挿入するタイミングは、女の精液が丹穴に湛えられたら、すかさず陽鋒を挿入しろとあります。
　　それまでは、キスをしたり乳房と腹部の間を撫でたり、そっとたたいたり、股間を掌でさすったりする。

　　女性が濡れて愛液が漏れるまでは前戯をしないと教えている。
　　この時代、しかも皇帝なら身勝手に振る舞ってもよさそうに思うがちゃんと前戯で濡れさせてから挿入しなさいとは！関心してしまう。

　オーラルは単独と言うより前技のテクニックとして使える。それならば最初に持って来れば良いものを。　　　　　　　　
　　　　　　　　
　　