愛の四十八手 拾参、横笛
13.横笛
【読み】よこぶえ
【分類】側位(横取)

※このイラストは、OUT of TILOL (携帯はこちら) から使用を許諾されています。無断転載を禁じます。
最初は手本が続きました。昨日は、浜千鳥で手本と側位の中間と書きました。
今日はもっと体を捻って側位です。
女が右足を下にして股を拡げ、男は右太股に乗るようにいて交合します。
女は上体を起こし、両足で男の腰を巻くき横笛の完成です。
女の右太股に男が乗るため上下動をすると女の足を痛めることから、横にスライドさせる動きなる?(う~ん 想像ではどうなっているのか分からん!)
横に動かすさまが横笛を吹くのに似ている?
女がやや上になることから足の締め付けでぼぼへの圧迫をコントロール出来るメリットがある様です。男より女にとって良い体位と言うことなんでしょうか?
また、網代や揚羽で始め、浜千鳥、もっと捻って横笛と変化するのが簡単でしょうから、男のマンネリワンパターンから抜け出すことが出来る魅力もありますね!
今日は本の話題を一つ。
ヴァギナ 女性器の文化史 (河出文庫) [文庫] キャサリン・ブラックリッジ (著), 藤田 真利子 (翻訳)
カバーの表紙はモザイクになっています。
本のタイトルを見ないとそれが何であるかは分かりませんが、読むとなるほど!
原書:「The Story of V: Opening Pandora's Box 」
原書を敢えて紹介したのは、著者が本国の英国と、日米出版社の取り組みの違いを上げていました。
取り扱いの違いは写真で、英国ではカラーが使われてわれのに、日米では出版社からモノクロへ変更された様です。
理由は、印刷代の問題ではなくカラーだと猥褻と判断された様です。
→そう書かれると、原書が見たくなりAmazonからロンドンの古本屋さんから買って見ました。
確かに、モノクロだと分からなかったものが、カラーだと一見しただけで分かります。
見た感想は卑猥と言うよりグロテスクと思ってしまった。男だからなんでしょうか?
因みに次の写真ではありません。
写真の取り扱いの違いから、国の違いの例だと言いたいのだと思います。(日米は頭が固い?)このように、洋の東西、時代による違いが分かります。イギリスの時代による例になるのでしょうか?「ダークエイジ・ロマン 大聖堂」の何話目か忘れたが、悪徳司祭に魔女と言われた女性がテーブルに登り、司祭の目の前でスカートをたぐり上げ股間を露わにする。司祭が驚いた隙に逃げる場面がありました。これはイギリス古来のVagina信仰のようです。想像も付きませんでしたが、イギリスの教会の入り口には信仰の名残からか、Vaginaのレリーフがあるそうです。イギリスではありませんが、敵軍にVaginaを見せたら退散したなって話まで出て来ます。
また、女性は劣っているという見方の例として、ルネッサンス期を取り上げています。
古い教義によって、ヴァギナはペニスを元に考えるべきと決めた結果、当時の解剖学者たちは、ヴァギナはペニスが進化せずに広がったもので、卵巣は睾丸、子宮は陰嚢、クリトリスはペニスだという主張した。進化は違っていますが、分化することは判っていた様です。
東洋ではどうかと見ると真逆です。
西洋は喧嘩などの原因をヴァギナにし、悪魔としていみ嫌ったようです。
東洋では、子宝や豊穣の神として信仰の対象にまでなっている。
日本で言えば、数は少ない様ですが、道祖神にそれを見ることが出来るそうです。
江戸時代までの町人文化はオープンだったと聞きますが、明治維新の西洋かぶれの中で、性は淫靡で暗いものにおとされたと思います。今さら昔の土着信仰に戻れとは言う気はありません。でも、行き過ぎた西洋文化を守る必要もないと思う。
もう少し、オープンに話が出来る環境になれば、性犯罪が少なくなったり、誤った不感症を一人で悩むことも無くなると思ったりします。

関連ページ
女閨訓 色々な方法についての心得 横取
妹背閨房考 13.横笛
鴛鴦閨房秘考 Top
浜千鳥
零松葉

良かったら
拍手をクリックしてね!
【読み】よこぶえ
【分類】側位(横取)

※このイラストは、OUT of TILOL (携帯はこちら) から使用を許諾されています。無断転載を禁じます。
最初は手本が続きました。昨日は、浜千鳥で手本と側位の中間と書きました。
今日はもっと体を捻って側位です。
女が右足を下にして股を拡げ、男は右太股に乗るようにいて交合します。
女は上体を起こし、両足で男の腰を巻くき横笛の完成です。
女の右太股に男が乗るため上下動をすると女の足を痛めることから、横にスライドさせる動きなる?(う~ん 想像ではどうなっているのか分からん!)
横に動かすさまが横笛を吹くのに似ている?
女がやや上になることから足の締め付けでぼぼへの圧迫をコントロール出来るメリットがある様です。男より女にとって良い体位と言うことなんでしょうか?
また、網代や揚羽で始め、浜千鳥、もっと捻って横笛と変化するのが簡単でしょうから、男のマンネリワンパターンから抜け出すことが出来る魅力もありますね!
今日は本の話題を一つ。
ヴァギナ 女性器の文化史 (河出文庫) [文庫] キャサリン・ブラックリッジ (著), 藤田 真利子 (翻訳)
カバーの表紙はモザイクになっています。
本のタイトルを見ないとそれが何であるかは分かりませんが、読むとなるほど!
原書:「The Story of V: Opening Pandora's Box 」
原書を敢えて紹介したのは、著者が本国の英国と、日米出版社の取り組みの違いを上げていました。
取り扱いの違いは写真で、英国ではカラーが使われてわれのに、日米では出版社からモノクロへ変更された様です。
理由は、印刷代の問題ではなくカラーだと猥褻と判断された様です。
→そう書かれると、原書が見たくなりAmazonからロンドンの古本屋さんから買って見ました。
確かに、モノクロだと分からなかったものが、カラーだと一見しただけで分かります。
見た感想は卑猥と言うよりグロテスクと思ってしまった。男だからなんでしょうか?
因みに次の写真ではありません。

また、女性は劣っているという見方の例として、ルネッサンス期を取り上げています。
古い教義によって、ヴァギナはペニスを元に考えるべきと決めた結果、当時の解剖学者たちは、ヴァギナはペニスが進化せずに広がったもので、卵巣は睾丸、子宮は陰嚢、クリトリスはペニスだという主張した。進化は違っていますが、分化することは判っていた様です。
東洋ではどうかと見ると真逆です。
西洋は喧嘩などの原因をヴァギナにし、悪魔としていみ嫌ったようです。
東洋では、子宝や豊穣の神として信仰の対象にまでなっている。
日本で言えば、数は少ない様ですが、道祖神にそれを見ることが出来るそうです。
江戸時代までの町人文化はオープンだったと聞きますが、明治維新の西洋かぶれの中で、性は淫靡で暗いものにおとされたと思います。今さら昔の土着信仰に戻れとは言う気はありません。でも、行き過ぎた西洋文化を守る必要もないと思う。
もう少し、オープンに話が出来る環境になれば、性犯罪が少なくなったり、誤った不感症を一人で悩むことも無くなると思ったりします。

関連ページ
女閨訓 色々な方法についての心得 横取
妹背閨房考 13.横笛
鴛鴦閨房秘考 Top
浜千鳥





良かったら

- 関連記事