女閨訓衆道（碍ありて受けらね時の心得）

素股に続き衆道です。衆道の読みは「しゅどう」が正しいそうで男色の事を言いました。
年齢により、12～14歳を主童、15～18歳を殊道、19～22歳を主道と当て、花に例え主童は蕾の時代、殊道は盛りの時代、主道は散る行く花と言ったそうです。江戸時代まで男色は普通に行われていて、お茶屋には若い男も居たと言うにですから驚きです。
即ち、衆道とは今で言えば Anal Fuckのことです。明治はまだ江戸の名残があったのでしょうね！では、AFををするにはどうすると言っているのでしょう。

元本　　女閨訓全碍さまたげありて受けらね時の心得	口語訳　　女閨訓理由があって出来ない時の心得
二、衆道	２.肛交
俗におかま、若しくは鶏姦とも云うなり。我が肛門に男根を受入れる法なり。此の時は我が身を馬懸の法の時の如くするか、或は又我が身を平ら俯伏し、股を拡げて之を受くるなり。何れにしても男根肛門に入る時は、慣れぬ内は随分痛きものなれば、先ずはじめは人差指に充分に唾をつけて1、肛門に差入れ、之を濡して之を弛め置く事肝要なり。	俗にオカマ、もしくは鶏姦と言います。アナルでする方法です。これは駒掛けの時と同じ様にするか、またはうつ伏せになり体を水平にし、股を拡げて受け入れます。いずれにしても男根が入る時は、慣れない内は大変痛いものなので、先ずは人差し指に十分ローションをつけて肛門に入れ十分にヌルヌルにしゆるめて置くことが重要です。
初めての時は、書かれている内容では不十分と思います。肛門は血管が集中しているので無理にしようとし、裂けると大変です。また、痔がある人はNG。先ず、お風呂に入りお尻を温めて周辺をマッサージし、柔らかくします。次にアナル用のローションを使い指を入れ広げてから、次の説明の要領で挿入します。※アナル用ローションは普通のものより粘りけが強く、簡単に流れないようになっています。
此の用意は又夫に委せて行はしむるもよし、而して男根を受くるに、初心にたはなかなかは入り難きものなり。乃すなわちち其の時は夫をして肛門の口に充分唾を流さしめ先ず男根の雁首先を当てがはせ、我が身は口を大きく開きて息を吐き、尻は恰あたかも大便をいきむが如くにし、夫はその度毎たびごとに力をこめて少しづつ突き入れながら両手にて両の臀肉を左右に引分ける様にするなり。勿論一気に深く這入はいるべきものに非ず。此の時痛しなどと思ひて尻を窄せまむる時は却かえつて這入はいり難く却つて痛きものなるが故に、大便をたれながしてもよしと、思い切つていきみ続ける時は夫の押込むに従つて少しづつ入込むなり。	この準備は夫にやって貰うのも良いでしょう。初めて受け入れる時はかなり入り難いものです。その様な時は夫に十分ローションを流し込んで貰い、先ずカリ首の先をあてがって、自身は口を大きく開き息を吐き、トイレでいきむ要領でいきむと肛門が緩むので、夫はその都度力を込めて少しずつ突き入れます。このとき、尻の両側を左右に分ける様にします。もちろん一気に深く入るものではありません。この時痛いからと尻に力を入れるとかえって入らなくなり、かえって痛くなるのです。一気に大便を出す様な勢いでいきみ続ければ夫の押し込むにつれ少しずつ入って行きます。
而も肛門は狭くして陰門と異なり強く堅く男根を喰ひ縛るものなるが故に、雁首の先だけ入り込む間に、早くも精汁洩るゝに至るものなり。故に痛しと雖いえども僅の間の事なれば、家内和合の事なりと思ひ、我慢して之を受くべし。尤もっともこの道も亦次第に慣るゝ時は呼吸を呑込めば痛くなくなり、のもならず我が身も却つて快く覚ゆる様になり、之を欲するに至るものなり。	しかも肛門は狭くヴァギナと違い強く固く男根を締め付けるために、カリ首の先が入り込むだけで、早くも射精することがある。痛いと言えども僅かな間なので、家内和合のためと思い我慢しなさい。もっともこの方法も次第に慣れ要領を呑み込めば痛くなくなるばかりか、快感を覚える様になり自らこれをしたくなる様になります。

注意しなければならないのは、これは誰でも出来るものではありません。肛門の周囲に突起がある人は避けた方が良さそうです。外側は見れば分かりますが、内側は見えないので指を入れて突起物がないことを確認しましょう。肛門は血管は集中している部分なのでここで出血を起こすと簡単に止血はできません。また、感染症を防ぐ為にスキンは必須です。

また、きついから拡張しようと言う人もいます。ＡＶでやっていたからと安易に器具を使ってすることは関心しません。直腸と膣は隣り合わせになっていて無理に器具を入れ穴を開けるという事故もあったりするようです。開いて仕舞うと直腸膣ろうになってしまい便やガスが前から出る事になるからです。

さて、次は「口取」、フェラチオになります。

　　