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女閨訓 閨中一般の心得-3

これまでは、子女は子供産むか30歳前後を過ぎないと、心身共に快感を知る事が出来ない。
その為に夫の求めに応じなかったり、応じても嫌々やっていては幾ら美人でも男は離れて行く。
何故ならば、男は年を取るに連れ容姿より閨房術に長けた女の許へ走るようになるから・・・。
妻として閨中第一の本分は、いつ如何なる時の求めでも笑顔で快く受け入れる事であると説いてきました。
では、第二以降は何をしろと言うのでしょうか?

元本 (昭和19年)
女閨訓(全文)  閨中一般の心得
現代訳
女閨訓(全文)  寝室での一般心得
 第二には、唯夫の求めに快く応ずるのみならず、進んで我より之を求むる時は大いに男の心をよろこばしむものなり。敢て露程も口に出さざるとも、或は入れて欲しき態にて脚を絡みて抱き付き或いは夫の前に手を入れて静かに之をもてあそぶべし。総じて男に其の心なき時は男根小さく軟かきものなれどもてあそぶに従つて堅く大きくなり、遂には其心も出て来るものなり。昔の女1は此のことを欲せざる風することが静淑2にして慎しみ深き3ものなりと考えたる様なれどそれは最も誤りなり。妻女余りに堅苦しく閨房味気なき時は、夫は必ず遊女等の面白さに心引かるゝに至るべし。  第2には、ただ夫の求めに快く応じるだけでなく、積極的に自分より求めれば大いに男の心を喜ばせるものです。敢えてつゆ程も口に出さなくても、甘い仕草で脚を絡めて抱き付いたり、夫の前に手を入れ大切なものを静かにおもちゃにしなさい。だいたい男にその気がない時は男根小さく軟らかいものです。弄ぶにしたがって固く大きくなり、遂にその気になるものです。昔の女の最大の誤りは、静淑にして慎み深きを本分とし、このように欲しがらない風潮です。妻が余りにも堅苦しくセックスに味気ないのでは、夫は必ず遊女等の面白さに心惹かれるようになります。
  1. 昔の女:書かれた時代から考えて江戸時代の武家や良家の子女なんでしょう。
  2. 静淑:もの静かでしとやかなこと。
  3. 慎み深い:心をひきしめて軽はずみな事をしない。
 遊女の手練手管てれんてくだ4と云ふも他になし、誰よく男のほっする処を察して我より巧みに持掛け取りなすに在るなり。夫の心を見るの明の、正妻にして遊女に劣らば如何に口惜しかるべき。されば女たりと我より夫を誘ひ持掛くるもよき事なり。仮令たとい眠りに就きたる後といえども静かに探りて之をもてあそび、其堅く大きくなるを持ちて我から仕掛けて、女陰にくわへ込みひしと抱付きて夫を目覚まさば、夫も亦其思ひがけざる歓待に驚き喜び狂はんばかりに感謝の念を以て之を迎ふるは必定ひつじょうなるべし。  遊女とは男を騙し思いのままに操る女です。誰よりも男の欲情を察して自分より巧みに誘い取りなします。夫の目を見れば判ること、正妻なのに遊女に劣っては如何に口惜しいことか。それならば女として自ら夫を誘い持ち掛けることも良いことです。例え寝て居るといえ静かに探りこれを弄び、固く大きくなるのを待って自らバギナへ導き入れて夫を起こせば、夫も思いがけない歓待に驚き喜び狂わんばかりに感謝してこれを迎えるは当然です。
  1. 手練:人を騙してあやつる技巧。手管も同じ意、重ねることで意味を強める。
 ことに夫が心を他の女に思ひ或いは他処に情婦等の出来たる折は一層気を付けて屢々しばしば我より持掛け夫の情を取り戻す様につとむべきなり。斯る時には前に述べたる様にして無理にも毎夜の如く乗り掛けて其精液を吸ひ取り常に夫の精の臓を空にして置く時は夫の心に他の女を想ふ余裕なくなり我身のみ可愛しと思ふ様になるものなり。  特に夫が他に女に心よせたり、或いは外に情婦等が出来た時は、一層気を付けて屡々自ら誘い夫の愛情を取り戻す努力をしなさい。この様な時は前述の様に無理にも毎夜毎夜誘い精液を吸い取り夫の体から精子を空にして置けば、夫は他の女にを想う余裕がなくなり私だけ可愛いと想う様になるものです。
 第三には、交合の間一々其の感情を言葉に出して云ひ表はす事なり。之又大いに夫の心を楽しましむものなり。飲食の馳走にても御世辞と云ふものある事なり。何を馳走しても好きとも美味しいとも云はざれば張合の無きものぞかし。されば「快し」とか「恋し」とか、或は「もつと奥の方を強く突いて」とか「口許を擦りてよ」とか、様々注文するも亦夫をして張合あらしむる所以ゆえんなり。  第三には、セックスの間はいちいち気持ちを言葉に出して言いなさい。これも大いに夫の気持ちを高揚させるものです。食事のご馳走でもお世辞を言うものです。何を出しても好きとも美味いとも言われなければ作る張り合いがありません。ですから「気持ち良い」とか「愛してる」とか、或いは「もっと深く突いて」とか「入り口を擦ってよ」とか、さまざまな注文をするのも夫に張り合いをませるためです。


欣欣女史は烈女と言われていたそうです。その片鱗をうかがわせる内容になっていますが『心得』なんです。
これくらいの心づもりを持てと理解するのが良いのではないでしょうか?
例えば、他の女の許に走った亭主を取り戻す方法は限界があると思う。確かに肉体関係が主因ならこの方法も有効でしょう。
しかし、男として心が離れたら逆効果になって仕舞う様に思えます。

第四はAVを無音声で見ても面白くはないです。とは言え音声を出しても意味のない声ばかりなってことも・・・
個人的には、あしろこうしろと言われるのも嬉しいけれどサービス精神旺盛なので、そちらに気をとられ肝心なところが萎んだりします。
「過ぎたるは及ばざるが如し」最初の序にあった「隠さず」は行為だけでなく、夫婦でよくコミニケーションと取ることも含まれる。

次は第四からです。まだ一般心得が続きます。

  
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