2ntブログ

菱川師宣 「床の置物」6

右のページから
 なにと 是 には つ(々)く
 まいが や

左のページ
 もはや ならぬ く(々)

 あれ には たかも つ(々)き ますまい

床の置物-6
【無断複製転載厳禁】

右のページの意味は
 どんなものかと、これを突く はずがない
左は
 もはや、出来ぬ、出来ぬ
 あれにはたかもつつく筈がない。

左右の対比の意味を理解出来ない。
たかもつつくまいは、「鷹は餓えても穂を摘まず」を連想した。
本来の意味は置いておき、
肉食の鷹がつつかない(その上、死肉は食べない)=新鮮ではないと言いたいのか?

上段の絵との関連性も不明。
だから、意味を見いだせないのだろう。

右の構図(乳房に手を当てたり吸う仕草)は、春画で見たことがない。
探せばあるのだろうが珍しい。
乳房は赤ん坊のもので愛撫の対象ではないと言うことか?

こじつけて言うなら、
右の女達は「経産婦」で左は出産を経験していない女を暗示させているのかも?
そうすると、右の女達は「鷹は餓えても穂を摘まず」になる。

床の置物
            6        10  11  
関連記事

テーマ : 愛のいとなみ
ジャンル : アダルト

コメントの投稿

非公開コメント

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

FC2掲示板

Count
リンク
リンク先
外部リンクへのランキング
最新記事
カテゴリ
最新コメント
ブロとも一覧
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR