むずむずがだだ事ではない。

女性の６人に１人は不感症のまま年齢を重ねて行くそうだ。
その逆、何もしなくても一日に１００回オーガズムに達する女性がいると言ったら信じられますか？

持続性性喚起症候群じぞくせいせいかんきしょうこうぐんPGAD （Persistent genital arousal disorder）と命名された病気。
2001年に発表されたが、症例も少ない。（恥ずかしくて人に言えないために実態が掴めないようだ）
大半の人が「むずむず脚症候群（RLS）」や過敏性膀胱炎と言った別の問題抱えている。

そこから、むずむず性器症候群（Restless Genital Syndrome）と改名された。
６割が遺伝によるもので、脳の活動に関与する通常の遺伝子の他、タンパク質をコートしない
ノンコーディングRNAが含まれる。

共通するところが多い二つの「むずむず症候群」は、オーガズムには神経の敏感さが影響し、
その敏感さは遺伝性があること示唆させるが、オーガズムは局部的な神経の敏感さだけで
説明出来るものではない。

これは、『双子の遺伝子』ティム・スペクター著、野中香方子訳から
　オーガズムと「むずむず脚症候群」を纏めたものです。

本のタイトル、双子の遺伝子は二卵性双生児を取扱っている。
当初一個の受精卵が成長して行く過程で二つに分れると双子が生れる。
元は１個なので遺伝子は全く同じ二人が誕生する訳だ。
そこで遺伝によるものか環境によるものかを研究されているようだ。

オーガズムは感じるだけで起る訳ではない。
前から書いて来たがセックスと大脳は切離せない。
この辺りが書かれているのかなぁ？時間がないのでそれは次回にします。

昨日はバレンタインデーでした。彼女の様な笑顔のプレゼントを貰えて幸せ者は何人いたことか？