愛液 - 愛のいとなみ

愛液

前戯はどこまですれば良いか？濡れていれば・・・
古くは、津液，淫水，玉水などと呼ばれていた愛液に付いて取り上げます。
愛液を直訳したのが Love Juice で和製英語です。

凡人の私にすれば動でも良いことですが、長い間、どこから分泌される
かナゾだったそうです。
話を複雑にしていたのは、女性器からは４つの液体（又は粘液）があります。

1.バルトリン腺液
　膣口の左右にあり、男のカウパー腺に相当するもの。

2.膣液
　膣は五層構造で成り立っていて表層の下、移行層と中間層の間に
　体液を貯める空包（袋）がある。ここへ毛細血管から作り出された
　体液が空包に充満し膣粘膜の細胞の隙間から滲み出している。

3.頸管粘液
　子宮膣部（膣と子宮が接続している部分）から噴出する。
　　白濁し粘性のがある。

4.スケネー腺液
　膣口と尿道口の間に位置し人によっては塞がって存在を確認出来ない。
　腺は深く、Gスポット位置にあり？？（資料が古いので確証が持てませんが
　退化した前立腺では？）オーガズムに達すると噴出されることから潮吹き
　メカニズムをされた時もあった様です。

一般に愛液と言った場合は、１～３の混合したものなんでしょう。
ただ、頸管粘液はオーガズムに達した時に噴出すると書かれたものもあります。
ぞうなると前戯で興奮した程度では、１と２だけなのかも知れません。

オーガズム（絶頂）とは、脳の視床下部から、オキシトシン・ホルモン（一種の
麻薬物質）が血液中に分泌され、膣はオキシトシンの影響により、0.8秒に
１回の速さで小刻みに痙攣する。その長さは約20秒続きおわる。

体が海老ぞりになるなど全身に渡ることもあり、激しい全身運動に似た症状から
酸欠を引き起こし激しい呼吸が喘ぎと見える訳です。
酸欠や麻薬物質の影響からか、時として失神状態になることから「小さな死」と
呼ばれたこともあった様です。女性が失神しても慌てずに脈があることを確かめましょう。

脳内で麻薬物質が作れるケースとしては激痛に襲われた時が知られていいます。
陣痛もその一つでオーガズムと同じ様な状態になるそうです。

また、SMのハードプレイが何故快感に繋がるのか？
原因は激痛から脳を守る為に精製される麻薬物質の影響だと思います。
だからとい言って、短絡的に考え、初心者がするものではありません。

今回は　P.T.A.O(omocya)