夜這い

大人なら一度は耳にしたことがあるのではないか？
高校の頃、今夜、夜這いをかけようか！などと冗談を言う奴がいた。

その頃理解していた意味は夜中に女性の部屋に忍び込み情交すること。
その程度の理解でいた。古い風俗の本などを読出すと、これはシステムと言って良いものだったと分って来た。

いつ頃まであったのかと思えば戦後からかなり経った時期まであったと言う。
殆どは明治に無くなったのではと思うが山奥の寒村などには長く残っていたと言う。

先週ブログを書いていて意味の確認で検索をした。その時に次の本を見つけ思わず買ってしまった。
『夜這いの民俗学・夜這いの性愛論』赤松啓介著

また、読まずにその辺に山積みになりそうなので少し読んで見た。
書出しはこんなものなのか？物足りない。肝心なところは書けない？
暇を見て面白い話が見つかれば書いて行くことにする。

システムだと書いた。何故そう思うかと言うと、若い女性の性教育であり
後家さんの夜の相手をするのが村の若い男達の集りで夜這いと呼ばれたそうだ。

後者は何となく理解が出来るだろう。現代では前者はどうなんだろうか？
特に近年は三十路を過ぎてもバージンの比率が２桁を越えているそうだ。

そんな当世では、娘の親が夜這いを頼むなどとんでもない話だろう。
日本の隠された夜の歴史になって仕舞うのだろうか・・・