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秘事作法(上)4

  その二、養宝作法
 年を重ね、がまん汁が出るころ、十二才になれば、お付きの奥女中、交互に鍛錬を行う。即ち、各々の玉茎鍛錬に慣れていただく。

 ある時は、口に含んで、舌にて尿道口を押さえて、亀頭を締めたり弛めたりする事、四半刻(約30分)。カウパー腺液(がまん汁)が出れば、直ちに止め、陰茎の根元を指にて持ち、上下左右に振り、片手で菊門と陰嚢の間を押さえる。

 ある時は、陰茎を深く口に含みて、亀頭をのどの奥まで入れ、陰茎を強く吸う。続いて、亀頭頸を舌で撫で、強く固く勃起すれば、舌にて鈴口を押さえ、亀頭を締めたり弛めたりし、片手で陰嚢を伸ばし、揉む。ガマン汁が出でれば、直ちに止め、強く陰茎を握り、片手にて、下腹より陰茎根元の間を上下に揉む。

 ある時は、亀頭を唇で固く含み咥えて、舌にて鈴口をたたき、強大となれば、八度に二度亀頭を強く締め付ける。この時、片手を使い、陰茎包皮を上下に早くこする。ガマン汁が出れば、陰茎を深く口に咥えて、陰嚢を強く引き伸ばし、揉む。

 ある時は、陰茎の根元まで深く口に入れ咥え、大きく上下に唇でこすり、両股のつけ根を深く揉み、強く固く勃起すれば、片手で陰茎を強く握り、下腹に向けて上下にこする。この時、片手で、鈴口を開けしめする。がまん汁が出たら、指にて鈴口を押さえ、陰茎を握った手で、根元より、とても強く締めたり弛めたりして、左右に大きく振う。

 ある時は、宝頭を口に含んでから、片手で亀頭と亀頭うらを丸くこする。片手で、菊門(と陰嚢の間を揉む。強く固く勃起すれば、指にて陰茎の縦筋、皮肉を上下に撫でこする。その上、亀頭冠を、指で回し撫で、亀頭うら(鈴口)両わきをすり下げる。それから、口に深く含み、鈴口に息を吹き入れる。がまん汁が出れば、直ちに止め、陰茎を持って、陰茎体のうら(尿道面)を軽く叩く。

 ある時は、乳母の間に挟み、カリだけを両乳で揉む。その時、亀頭うらを強く唇で咥え、鈴口を吸ったり吐いたりする。続けて、亀頭を強く口で咥え、陰茎体を早く大きく、上下にこする。強く固く勃起すれば、鈴口へ舌先を入れて撫でる。がまん汁が出たら、包皮を強くずり下げて置き、尿道口へ舌で強く息を吐き、吸うを繰り返す。

 ある時は、カリを口に含み、亀頭冠を舌で撫でながら、両手で陰茎体を上下にこすり揉む。また、口でカリを締めたり、弛めたりする。強く固く勃起すれば、亀頭頸に沿って細い布を巻き陰茎の根元で縛る。あわせて、陰茎体をこすり、カリを口で締める。
赤紫から赤黒くかわれば、鈴口を開き、その中に梅汁を注ぐ。もしくは、亀頭に梅汁を浸した布を巻いて乾くまで待つ。
あるいはまた、赤黒くなったら、熱い亀頭へ冷たいしびれ香油を塗る。
あるいはまた、いきり立った赤黒い亀頭に熱い布をかぶせ、冷めるのを待って、鈴口へ卵の黄身の粉をつめる。
あるいはまた、平常の陰茎体に布を巻き締めて置き、露出させた亀頭を口に含み、強く固く勃起したならば、更に亀頭を撫で、鈴口を開いて寸香(短い線香のことか?)をつめる。
まるいはまた。平常の陰茎体、亀頭を陰嚢にいれるが如く、包皮を香油に浸して揉むこと。強く固く勃起したらば、飛び出した亀頭、亀頭冠、亀頭うらの両脇を揉んでしびれ香油を塗る。

 これらは、即ち、長い時間、勃起させ、常に堅固すること自在にする修練である。これにより、平常時でも、大きさは普通の者の倍になる。また、赤紫色にして、光輝き、しっとりしている。持っても重量を感じる。


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